基本中のキ

榎本康之、50歳。これまでの人生の中で営業経験の乏しい私は、入社以来、お客様の前へ立つことは許されませんでした。悪戦苦闘の裏方作業の毎日・・・。入社して約1年、ようやく現場研修へとステップアップしたのでした。

 

研修初日、髙津本部長ととあるお客様のご自宅へ。ひととおり打ち合わせを済ませて何とかそつなくできたと安堵しながらの帰り道、本部長から頂戴したのはねぎらいの言葉ではなく大目玉でした。

 

靴の汚れ、スーツのシワ、お客様の前に立つ姿ではない、と!

 

言い訳をしようと思えばできたのですが、営業としての基本のキを指摘され、ただただ下を向くばかりでした。

 

ということで、本日は2回目のお客様との打ち合わせ。服装良し、靴の手入れ良しと入念に準備して臨みました。打ち合わせの内容はまだまだ危なっかしいところはあるけれど、身だしなみは合格とは本部長のお言葉。これからも修行の毎日です。

(榎)